こんにちは! 着物レンタル365のスディーです。
着物の柄として一般的なのは、絵柄の周りを白い線が縁取りしている、
こんな柄ですよね。
ちなみにこちらは黒留袖No.031-0722-Sの柄のアップです。
白い線は染料が生地に染みていかないように、糊で防染した糸目というものです。
色のグラデーションをつけるボカシはありますが、筆の跡がはっきり残っているような着物の柄はあまり多くないように思います。
しかし存在しない訳ではありません!
蝋などの糊を染料に混ぜることで、糸目をつけなくても直接生地に描くことのできる素描友禅という技法もあるのです。
こちらは蝋彩染作家による黒留袖 No.031-0558-M。
京都大原の三千院の庭園風景が描かれています。
柄のアップだけを見ると油絵のような、着物の柄と思えないくらいの繊細な絵柄。
これが正絹の生地に描かれて、しかも着ることができるというのは何とも贅沢なことだと感じませんか。
どのような着姿になるのか想像してみてください。
全身写真はこちらからどうぞ。
こちらは赤富士が描かれた黒留袖 No.031-0603-M。
日本画をモチーフにした絵柄で、留袖にも相応しい縁起の良い一着です。
こちらも美しい赤が目を引く印象的な着姿になりますよ。
全身写真はこちらからどうぞ。