こんにちは! 「着物レンタル365」オペレーターのスディーです。
今回はお着物の柄に関してご紹介いたします。
当点ではお着物について、どんな柄が描かれているかの説明文を商品の写真と一緒にご紹介していますが、「この花は春の花だから、今は着ちゃいけないの?」というようなお問い合わせをよく頂きます。
この問いに関する答えは考え方によって様々かと思いますが、私たちは「写実的なものではなく、モチーフとして描かれているので季節は限定しませんよ!」とお答えしています。
もちろん、植物によって相応しい季節がありますが、例えば秋の花である菊を使ったコチラのお着物…
![30392-torusoA2[1]](https://www.kimono-365.jp/kimonoblog/wp-content/uploads/2014/01/30392-torusoA21-280x300.jpg)
訪問着No.30392ですが、菊を様々なデザインで描いている「菊尽くし」という模様です。まさに「モチーフ」という感じですね。
このようなお着物でしたら一年中着ていただけますので、ほとんどのお着物でしたら季節を限定しないと考えていただいて大丈夫です。
「写実的」というのも抽象的な言い方ですが、花が枝についていたり、地面から生えている様子が描かれていたりすると、「活きている状態」ということで季節を限定するようです。

ちなみに、コチラの梅のお着物、ホームページで使われている写真のモデルさんの着付けをいつもお願いしている先生の小紋なのですが、梅の季節である冬にしか着ないようです。なかなか難しいですね~。
同じ梅でも、春の竹を含む松竹梅や、四季それぞれの植物を描いた四季草花などがあり、季節を限定せず着ていただける模様です。
あまり細かく考えず、お気に入りのお着物を着られるのが一番楽しい思い出になりますよね♪